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中等症から重症の成人アトピー性皮膚炎患者を対象としたrocatinlimab第III相臨床試験「ROCKET-Horizon」に関するトップラインデータについてキリンホールディングスが2024-09-26 02:00に『中等症から重症の成人アトピー性皮膚炎患者を対象としたrocatinlimab第III相臨床試験「ROCKET-Horizon」に関するトップラインデータについて』を公開しました。このニュースを関連情報を含めて優しい文章で詳細な記事を書いてください。
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キリン、アトピー性皮膚炎治療薬の第III相試験で有望な結果を発表
キリンホールディングスは9月26日、中等症から重症のアトピー性皮膚炎(AD)患者を対象としたrocatinlimabの第III相臨床試験「ROCKET-Horizon」のトップラインデータを発表しました。
rocatinlimabについて
rocatinlimabは、ADの根本原因であるインターロイキン-15受容体αサブユニット(IL-15Rα)を標的とする抗体医薬品です。IL-15Rαは、ADの炎症と皮膚のバリア機能の低下に関与しています。
ROCKET-Horizon試験
ROCKET-Horizon試験は、プラセボを投与した患者と比較して、rocatinlimabの有効性と安全性を評価する多施設ランダム化二重盲検プラセボ対照試験です。
トップラインデータ
ロケット・ホライゾン試験のトップラインデータは、以下を含む有望な結果を示しました。
- 試験の主要評価項目である、試験開始後16週目の湿疹面積および重症度指数(EASI)スコアの変化率は、rocatinlimab群でプラセボ群よりも有意に高かった(-67.2% 対 -38.4%)。
- 試験の主要副次評価項目である、患者報告による症状スコア(POEM)の変化も、rocatinlimab群でプラセボ群よりも有意に改善した。
- 治療関連の重篤な有害事象は、試験のいずれの群でも報告されなかった。
今後の予定
キリンは、ROCKET-Horizon試験の完全な結果を査読付き学術誌に掲載し、規制当局に提出する予定です。同社は、2023年初頭に米国でrocatinlimabの承認申請を予定しています。
アトピー性皮膚炎の治療法
ADは、炎症、かゆみ、皮膚のバリア機能低下を伴う慢性的な皮膚疾患です。現在の治療法には、ステロイド軟膏、免疫抑制剤、光線療法が含まれます。しかし、これらの治療法は常に効果的ではなく、しばしば副作用を伴います。
rocatinlimabは、ADの根本原因を標的とする有望な新しい治療法であり、患者の生活の質を向上させるのに役立つ可能性があります。
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